悩みをうまく相談するコツを考えてみた
悩みを抱えても他人にうまく寄りかかれない私
私は誰かに悩みを相談することが苦手です。
悩みを抱えても、他人にうまく助けを求めることがなかなかできません。
一人で何もかも解決できるわけではないので、ときには周囲の人に頼ることも必要だと頭では理解しています。しかし、頼る方法の丁度いい加減がわからず困っています。
Twitterのタイムラインを眺めていると、ふと興味深いタイトルの記事を見つけました。
“悩める部下からの相談にどう応えるか。マンガ編集者・金城小百合さんに聞く「悩みを抱えた人に寄り添う方法」“という記事です。
イーアイデムという求人サイトの運営するメディアに掲載されています。
相談に応える側の人たちはどのようなことを考えているのだろう。
もしかして何かヒントがあるかもしれないと思って、記事を読んでみました。
寄り添う姿勢とタイミングのこと
編集者の金城さんは仕事で相談にのる際、相手に踏み込み過ぎないようにしているそうです。
そのときどきの状況下で、相手が提案や助言を求めているタイミングなのかどうかを見極めているようにしているとのこと。
寄り添う姿勢や距離感、タイミングについて知り私はこう考えました。
もしかすると、逆にこちら側から確認してみてもいいのかもしれません。
『今はただ話を聞いてもらいたい気分なのですがいいですか?』
『自分でも考えてみたのですが行き詰ってしまって、何かアドバイスがあればお願いしたいです』
このように、自分の状況を報告することに加えて、お願いごとを伝えてみてもいいのかもしれないなと思いました。
言語化するか、あるいはそれ以外の方法で伝えるか
記事の中にあったある言葉に、私の気持ちはすっと軽くなりました。
すぐに気持ちを言語化したり、細かくリアクションしたりしない人も、やっぱり内心ではいろいろ考えているんだなと改めて感じました。
たとえあとからでも、自分の考えていることを共有して、少しでも関係をよくしようと思ってくれるのはすごくありがたいですよね。
私は、考えたことをその場ですぐに言語化することがあまり得意ではありません。
メールやLINEなどで文章にして伝える方法のほうが、より自分の考えや思いをシンプルに整理して相手に届けることができるなと感じます。
『今すぐには言葉で伝えられないので、メールを送ってもいいですか?』
と確認してみてもいいのかもしれません。
また、たとえ時間がかかってしまっても自分の考えたことを共有してみようと、とても勇気づけられました。
普段から話をしやすい関係を築いておく
記事中に、「話がしやすい関係を築いておくのが重要そうですね」と指摘があり私はどきりとしました。
もしかすると私が苦手なのは、相談するスキル云々ではなく普段からの関係づくりなのかもしれない。
自分にはハードルが高いと感じてしまいますが、あいさつや何気ない会話を積み重ねていけるといいのかなと思います。