Web of Things日本語解説ページが公開されて感動した
W3CのTwitterアカウントが唐突に日本語でアナウンスを行いました。
📣 #w3ccommunity Web of Things Japanese Community Groupホームページ作成のお知らせ https://t.co/qoEGUOTauh
— W3C (@w3c) 2021年5月6日
なんだか感動しました。極東の限られた日本語ユーザーのために解説サイトができたと公式にアナウンスされたのです。日本はまだ見捨てられてないのだと感じました。今こそ立ち上がる時だと思いました。
私が子供の頃、HTMLでインデックスページをフレーム分割して「上」「横」「下」みたいに画面を分けるやり方も用いられていて、多くのサイトでそういうデザインを見かけました。当時その概念があったのかどうかはわからないのですが、たぶん今でいう「ヘッダー」「サイドバー」「フッター」だったのかなと思います。
俳優の阿部寛さんのホームページみたいなのが普通だった。
ところがいつの間にかそういう方式はとられなくなっていました。これからはHTML5のルールに従っていきましょうねという勧告があったらしいのです。その勧告をしている機関がWorld Wide Web Consortium(W3C)というところです。
そういう転換があった時期にインターネットから離れていたこともあり、私は浦島太郎状態になりました。どんどん新しく洗練された技術が生まれるのは素晴らしいことです。しかしそれは同時に表します、使われなくなる技術もあるということを。
取り残されてしまうのが恐ろしいので、W3Cがどのようなことを話し合っていてワールドワイドウェブがどちらの方向に進んでいるのかをチェックするのがよいと考えました。公開されている仕様書なども一通り目を通しておきたいと思ったのです。
しかし原本は英語です。有志の方がボランティアで日本語訳をして下さっています。
WoTで世界がよりよいものになるのかどうかはわかりません。ですが、日本語で情報提供が行われることに何か大きな意味があるような予感がします。