漫画『珈琲いかがでしょう』をプライムリーディングで読んだ感想
プライムリーディングで面白そうな漫画を見つけました。
コナリミサトさんの『珈琲いかがでしょう』という漫画です。プライムリーディングでは第1巻を読むことができました。
絵柄を見てパッとわかったのですが、『凪のお暇』のコナリミサトさんの作品なのですね。
線の感じやキャラクターの外見が個性的で好きです。
『珈琲いかがでしょう』は、移動販売の珈琲屋さんが出会う人々とのエピソードを1話ごとに描いた漫画です。
ちょっと不思議な珈琲屋さんと珈琲を通して、登場人物たちが元気をもらったり気付きを得たりするストーリーです。
20代後半~30代のアラサー世代の女性にとっては、かなり響くエピソードが多いのではないかと思います。
『凪のお暇』を読んだときも感じましたが、コナリミサトさんは女性キャラクターの描写がうまいんですよね。どこか不器用だけど真っ直ぐな女性を見ると、「うまくいかないことばかりだけど自分もこのままでいいのかもしれない。自分の気持ちに正直になろう」と勇気づけられます。
『珈琲いかがでしょう』第1巻には、女性以外にも高齢男性と小学生男子が主役として登場するエピソードが収録されています。
思わず大人になるって一体何なのだろうと考えさせられましたが、読後感はさっぱりしていて爽快です。
漫画を読むのはずいぶんと久々でしたが、読み終わると「あぁ癒されたな~!」という感覚があり、また「自分もがんばろう」と勇気が出ました。
久々に漫画を読むときって、1話完結型のストーリーがすんなり入りやすかったりします。
珈琲移動販売のお兄さんの知られざる過去とは……的な伏線も張られていて、思わず続きが気になってしまいました。
作品情報
タイトル
『珈琲いかがでしょう』
作者
コナリミサト
Kindle版は全3巻です。
【2021年5月14日追記】
当記事では漫画版の『珈琲いかがでしょう』を取り上げましたが、2021年4月からテレビドラマ版が放送されているんですね!放送局はテレビ東京で、主演は中村倫也さんです。
イメージ通りの配役だったかというと、「う~ん?」。今まで、中村倫也さんにミステリアスな印象がなかったので、少し意外です。
ドラマ化や映画化にあわせて原作漫画がプライムリーディング対象になるパターンは多いです。
どんな作品が読めるか調べるには、Amazonのサイトを参照すると便利です。
【追記ここまで】