ほらあなブログ

ちょっと気になることを調べたり考えたりした記録

文房具お譲り会のレポートはどこで見られるか調べてみた

文房具お譲り会どうだったかなと思い調べてみた

 

当ブログでは過去に、「文房具お譲り会(クリーニングデイ)を佐賀県基山町の中学生が企画」という記事を投稿しました。

Google検索エンジンで「文房具」と調べ、ニュースタブのページへ移動すると、文房具に関連するニュースを一覧で表示させることができます。そこで文房具お譲り会を開催するというお知らせを発見し、興味を持ちました。

 

文房具お譲り会は5月1日とのことだったので、「当日はどういう雰囲気でイベントが行われたのかな」「うまくいったかな」と少しだけ気にかけていました。

そこで、Googleのニュースタブにて同じ調べ方で「文房具お譲り会」を検索してみましたが、なかなか開催レポート記事にヒットしません。

 

 

開催告知記事が消滅しているWebサイトも

過去記事では参照先としてNHKオンラインのリンクを張ったのですが、今日の記事を書くにあたって改めて確認してみると、コンテンツが表示されなくなっていました。

(ちょっとNHKオンラインのサイトの仕組みが私には詳しくわからないのですが、URLは残っていて、コンテンツが「お探しのページは見つかりませんでした ページが削除または移動されたか、アドレスが間違っている可能性があります」と書き換わっているように思えました。実際のところはどうなのでしょう…404エラーではないようです)

 

「文房具お譲り会」「佐賀 クリーニングデイ」といったキーワードでサイト内検索を行ってみましたが、開催レポートを見つけることはできませんでした。

 

開催告知していた他のWebメディアではどうなっているか

そこで他のWebメディアで文房具お譲り会を取り上げていたサイトを確認してみました。

西日本新聞ニュース

開催前の記事がこちら

中学生が「文房具お譲り会」を企画 基山町立図書館前で5月1日|【西日本新聞ニュース】

 

開催後の記事がこちら

頼もしい中学生|【西日本新聞ニュース】

開催後のレポート記事は有料会員限定記事でした…残念です。ちなみに「西日本新聞me」というアプリを経由すると、有料記事を1日1本まで無料で読めるとのことです。

 

佐賀新聞LiVE

開催前の記事がこちら

5月1日「文房具お譲り会」 基山町図書館で 内田さん(基山中3年)企画|まちの話題|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

 

開催後の記事がこちら

佐賀のニュース 文房具譲ってリサイクル 週刊ぺーぱくん 2021年5月9日 第461号|子ども新聞ニュース|佐賀新聞LiVE

日付が5月9日と開催後だったので、レポートかな?と思い見てみましたが、開催前の記事のダイジェスト版でした。5月1日付の新聞の、この面で取り上げましたよということを週間ペーパくんという子ども新聞で取り上げたことがネット記事になっているという状況です。

 

大学基山

開催前の記事がこちら

国内初!中学生主催のクリーニングデイ「文ぼう具おゆずり会」5/1 基山町立図書館 | 大字基山

 

こちらのメディアは上記「西日本新聞ニュース」「佐賀新聞LiVE」と少し異なり、主婦の方を中心とした編集メンバーが制作しているローカルWebメディアのようです。

開催前の告知記事のなかで、基山町で過去に行われたクリーニングデイを網羅していてとても詳しいです。どのようないきさつで文房具お譲り会が企画されたのか、一番わかりやすい記事だと感じました。

過去のイベントについて、当日の様子として詳細なレポート記事が公開されているので、今後の更新に期待です。

 

朝日新聞デジタル

開催後の記事がこちら

不要な文房具を小学生へ 中3が企画、回収箱で集めた:朝日新聞デジタル

 

朝日新聞デジタルでは開催前の告知記事はありませんでしたが、開催後に簡単なレポート記事が公開されています。リンク先の記事を参照していただきたいのですが、内容の半分が開催に至った流れと事前準備についての説明です。

不要な文房具を受け取る側は、当初から小学生に限定されていたのか?

事前に集めた文房具や、当日持ち込まれた文房具は、無事に他の貰い手に渡ったのか?

混乱した点と、知りたかったことが不明なまま解決されなかった点がありました。

 

以上の調査結果より、開催前の告知情報は比較的入手しやすいが、開催後のレポートは意識して探さなければ見つかりにくいことがわかりました。

メディアによっては開催前の告知情報を抹消してしまうこともある点が驚きでした。確かにイベントさえ開催されてしまえば告知情報は不要かもしれません。ですが、インターネット上でアーカイブ化されて残り続けるのも便利ではないかと感じました。

 

個人として新聞社のイベント取材全般に感じる不満

私の個人的な経験として、地元のイベントに新聞社が当日取材に来る様子を間近で見たことがあります(佐賀ではないです)。個人の勝手な印象になってしまうのですが、ささーっと来てささーっと帰ってしまう感が否めないです。

報道素材として必要な写真や映像を得て、事前のプレスリリースで不足している情報を主催に確認し、参加者の声をいくつか拾うかたちがほとんどだと思います。新聞社によってはイベント規模を把握するのに参加人数の数字にこだわるところも多かったように感じています。

もう少し記者の感じた熱感のようなものが伝わってくると、よりおもしろくなりそうだなと考えたりします。しかし、おそらく報道機関としては中立な姿勢が求められるのでしょう。また、休日に取材対象のイベントが重なると、ひとつのイベントにかけられる取材時間も限られてしまうのだろうと思います。

私は、イベントの達成度や満足感は、帰っていく人の様子や、終了後の会場の雰囲気から推定されるものではないかと考えます。なのでそういう情報がわかるレポートに出会えればうれしいなと思います。

 

ローカルWebメディアの姿勢から学んだこと

ローカルWebメディアにも様々なかたちがあるでしょうが、なんといっても大手メディアには出せないような編集メンバーの視点が反映されることが魅力だと考えます。また、編集メンバーの知識や経験によって、独自の切り口で記事をまとめあげることも可能になるでしょう。多様なメンバーがいれば、その分人脈も多岐に渡り、思わぬお得な情報が入ってくることもあるかもしれません。

個人ブログの魅力も同じようなものかもしれません。ここ最近私はこのブログをどう運営していくか迷走していましたが、他の誰でもない私個人の視点を忘れないようにしたいと思いました。