ほらあなブログ

ちょっと気になることを調べたり考えたりした記録

簿記学習記録をブログに書くことは試験対策に役立つか?

本日の第158回日商簿記検定受験者の皆様、お疲れさまでした。

当ブログ管理人のあかりは、3級を受験してきましたが、手ごたえは6割得点できてたら上々かな?という非常に厳しい結果でした…。

 

さて、日本商工会議所から案内がある通り、当ブログでは具体的な問題内容や問われた論点については明言を避けます。

www.kentei.ne.jp

 

この記事では、簿記学習記録をブログに書くことで、試験対策に役立ったかどうかについて振り返ります。

 

ブログに簿記の勉強内容をアウトプットしてみようかな?と考えている人

簿記の勉強をしていてミスノートの作り方がわからない人

のお役に立てればうれしいです!

 

 

 

簿記学習記録をブログに書こうと思ったきっかけ

まず、ブログを抜きにして「試験直前に振り返りができるミスノートをつくりたい」という思いがありました。

そこでパブロフ簿記の記事を参考にミスノートを作ってみたのですが、ノートに書き出すにつれて、だんだん落ち込んできました。

ミスノートには、

  • ミスの内容
  • ミスした原因
  • ミスへの対策

をできるだけ短く簡潔にまとめていました。

自分が責められているわけではないのですが、ミスに焦点をあてて考えているうちにどんどん自信がなくなってしまい、気持ちがしょんぼりしてくるのを実感しました。

 

これはまずい…と思い、ブログではカラ元気のようなテンションで、できるだけ前向きにミスについて言い換えて投稿してみることにしました。

(それでもだいぶ重い雰囲気ですね笑)

「ミス」という言葉をなるべく使わないように、「本番までに解けるようにする項目」として書き出しました。

 

手順としては、

  1. 問題演習
  2. 自分だけが見るノートへのミス分析まとめ
  3. 気分転換も兼ねてノートからブログへ転記

このように、一見無駄のように思えるサイクルで直前期の学習記録をまとめていました。

ブログは予約投稿機能を使った日もあれば、日付を遡ってあとから投稿した日もありましたが、どの日に何をしたか振り返ることはできるようになっています。

 

 

簿記学習記録をブログに書いたことで感じたメリット

ブログを書いている暇があれば勉強しろ!という声が飛んできそうですし、もし私のようなことをしている他人がいたら、同じように忠告すると思います。

ですが、たぶんブログ更新を(強制的に)習慣にしていなければ、簿記の勉強も試験日まで継続できなかったと思います。

そういうわけで、学習記録をブログに書いたことで、学習量の差はあれど、なんとか勉強を継続することができました。

 

プレッシャーにならない程度に監視の目を向けさせるのがよかったのかな?と思います。

 

実は私は過去に2度簿記の勉強を途中で投げ出して、今回やっとテキストを最後まで終わらせることができました。

問題演習までたどり着いたのも初めてだし、予想問題演習までこなせたのは、私としてはかなりの進歩でした。

 

簿記学習記録をブログに書いたことで感じたデメリット

なんといっても自分が振り返るツールとして機能しなかったことが最大のデメリットです。

試験当日に万一ノートやテキストを忘れても、スマホさえあれば自分のブログを見て復習できる最強の環境を構築できたわけですが、使用する機会が発生しませんでした。

 

そしてメリットの項でも述べましたが、時間の無駄だった感覚はどうしてもあります。ただ、メリットとデメリットを天秤にかけてどちらが上回るか?が重要だと思います。

私にとっては、微量ですがメリットの方がギリギリ上回ったかなという感覚です。

 

私なりの結論「簿記学習記録をブログに書くことは試験対策に役立つ」

メリットとデメリットを踏まえた私なりの結論としては、「簿記学習記録をブログに書くことは試験までのモチベーション維持に役立つ」という答えです。

モチベーションはあらゆる要因に左右されます。これはどうしようもないこととして、モチベーションが左右されてもなるべくぶれない仕組みをいかに複数用意できるかが、物事を継続するコツだと感じました。

 

たまたまTwitterで見かけた名言ですが、まさにこの通りだと痛感しました。

 

今回の試験に向けて私は、なるべく毎日学習時間を確保することを決めて、どうしてもできない日はベッドに寝転がって簿記アプリで仕訳練習だけの日があってもいい!としていました。

それでもしんどい日があって、しんどかった日も含めてブログに書く仕組みをとったことで、途中で投げ出すことは免れました。

 

 

 

アウトプットがいいと言われる所以

巷では「アウトプットがいい」とよく言われますが、これも今回やってみたことで少しだけ腑に落ちました。

勉強したことが知識として定着していることを測るめやすとして、「他人に説明できる」というのはよく聞くと思います。

 

ですが他人に説明するのはハードルが高いので、まずは、「明日の自分が読んでも理解できること」をめがけてまとめてみるといいのではないかと感じました。

今回の私のやり方では、この点がもう少し改善できたかなと反省しています。

読む気が失せるまとめ方だったので、読み返すことはほとんどありませんでした。

 

アウトプットするための前提として、解けなかった問題を分析して、どのステップでつまづいたか把握することが必要でした。

スモールステップに分けて分析する能力は結構身についたと感じます。

 

 

ブログへアウトプットする問題点として、気づかれない限り誤りが訂正されないままインターネットをさまよい続ける点が不安ですし、申し訳ないなと思います。

お気づきの点がありましたらコメントでお知らせいただけると対応します。お問い合わせGoogleフォームも用意しています。