ほらあなブログ

ちょっと気になることを調べたり考えたりした記録

ホロスコープ読みは故人への供養になるのかあらゆる宗教者に尋ねてみたい

私はほんの少し天体や占星術に興味がある素人で、誰か他の人を鑑定したことは今まで一度もないという前提を踏まえて読んで欲しい。

インターネットで占星術について調べていると、亡くなった芸能人のホロスコープを読んでブログなどで公開している占い師を見かけることがある。たいていの場合は出生図と命日のホロスコープ両方を計算して、そこから読みとった内容をブログ記事として投稿している。ホロスコープ読みの研鑽になる部分もあるが、49日も過ぎていないうちに命日のホロスコープ読みが誰でも見られる状態になっていることに少し違和感もある。

こんな占い師がいた。彼によると、ある訃報を少し遅れて知り、亡くなられた方の旅立った時刻もわかったということで早速命日のホロスコープを読んでみるという。そしてそれが故人にとっての供養になるという。
ぎょっとしたし、正直嫌悪感もあった。果たしてこれは占い業界で一般的な行為なのか少し調べたが、答えはわからなかった。なので、今後もし占い師と知り合う機会があれば聞いてみたい。できるならお坊さんや宗教者と知り合いになって、そういう話をしてみたい。

前述した占い師は、あくまでホロスコープを読み解くことを供養としており、故人の亡くなった瞬間を占いで鑑定しようとしているふうではなかった。占いで鑑定する相手の「生」に関わるからには、当然「死」についても思いを巡らせることになるだろう。しかし、占いを行使する場面には慎重になりたいと思う。